〼研のゴミ箱

マッスル研究会の構成員が自分が考えてることを表明します。

歴史的(?)和解 はせ

多分2年以上ぶりくらいにここにゴミを垂れ流す気分になりました、はせです
今日ちょうどMOR(もあ)さんを聴いていたらMY STYLE! OUR STYLE!!!!が流れたのでそれに関連したゴミを投げます

実は結構最近までMY STYLE! OUR STYLE!!!!さんの歌詞の「1×5はミリオン」のところがあんまり好きじゃなかったってお話です。
こっから先は「普通の人たちは最初の時点でちゃんと解釈できてたことに最近気づきました」って話なんでマジで見なくていいです。主観だらけのクソ記事です。


あまり知られてないことなので一応触れておくんですけど僕は周防桃子というアイドルが好きです。どのくらい好きかというと、知らないオタクに「ミリオンライブの担当アイドルは?」って聞かれたら悩みに悩んだ末に名前が挙がる可能性があるくらいに好きです。

ソロ曲として歌っている3曲はどれもいい曲がそろっていて、2曲目にあたるMY STYLE! OUR STYLE!!!!さんも基本的には好きな曲、いい曲だなとおもっているのですが、どうしても上記の当該歌詞の部分が好きになれなかったんです。
(ちょっと前までは「周りに評価されているものを否定することでオタクとして格(?)が上がる」と思い込んでいたこともあって、半分ふざけながら身内に「1×5は5だろ!!」って喚いたりしていました。昔のことみたいに書いてますけど多分半年以内にこのやり取りやってます。)
理由として上に書いたみたいな「逆張り」みたいなものもあったと思うんですけど、そもそもアイマスに限らず「1+1は2じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ!10倍だぞ10倍」(要出典)みたいな感じの
“集まったらすごいパワー出せますよ”ってメッセージを(単位計算の概念ガン無視の)足し算や掛け算で表現すること
がすごくチープに見えてしまって好きじゃないっていうのが大きいんですよね。
こういう“安直な歌詞”、大人が「こういうこと言っておけばいいだろ」って感覚で使いがちな表現を、大人の汚いところを知って半ば絶望すら覚えていた周防桃子に歌わせるという行為がとても残酷なものに見えてしまって、「よりによって桃子に歌わせるのか…」と自分が勝手に絶望してしまった、というのが結局一番大きな「嫌い」の原因だったのかなと今は考えています。

というか周防桃子自身「汚い大人」に拒否反応を示していると思っているので「汚い大人」が透けて見えるこの歌詞に納得いってるのか?みたいな邪推すらしてました。


賢い、というか誤解なく曲を聴いた方々はご存じかもしれないんですけど、この解釈って多分いろいろ間違ってるんですよね。



まずこういう歌詞は「安直な歌詞」と素人が切り捨てられるようなものではないであろうってのが挙げられてそれだけでこの話が終わるレベルのものなんですけど、この先もうちょっと書きたいんでいったん「実はこれは安直な歌詞・表現である」と思っておいてください。

安直な歌詞・表現であるこの歌詞を周防桃子が歌うことに関して、昔の自分は「残酷な仕打ち」だと思っていました。ただ、おそらく正しくは「桃子は確信をもってこの歌詞を歌いあげている」んだろうなと、最近この曲を聴きなおしつつ考えて気づきました。
「汚い大人に辟易としつつも、自分自身を構成する要素の大きな部分を彼らが占めている。そんな彼女が、“家族”とも称される仲間を得て年相応、あるいはそれ以上の全能感を感じたときに口をついて出る表現」は
「1×5はミリオン」
なんだろうな、と。これは汚い大人が彼女に歌わせたものではなく、彼女が感じた喜びで、彼女の表現なんだろうな、と。
正直、これが周防桃子自身の表現であったとしても表現そのものは「チープ」ですし「ダサい」、下手すると「バカ」なのかなと思います。ただ、彼女が劇場で得つつあるものこそが「チープさ」「ダサさ」「バカさ」なんですよね。彼女が声をあげることができるような環境であることを喜ぶべき歌詞だったんだろうな、当時の自分はそんなことにも気づいてあげられなかったんだな、とふがいなさを感じています。

てことで長らく「嫌いな歌詞」だった「1×5はミリオン」と和解(?)して純粋にこの曲、MY STYLE! OUR STYLE!!!!いい曲だなと楽しめるようになりました、という報告でした。


……ただ「子どもが感じる全能感」を表現するにしてももうちょいほかの表現方法で同じことを書くことができたんじゃないかな?やっぱり単調じゃないかな?とは正直思ってます(小声)


こんなことを考える暇があったら自分が書く文章をもっと人に読みやすいように書きなさい。というか読みやすい文章書けないやつが表現に苦言を呈すな。



いつかまたゴミ投げたくなったら投げに来ます
はせ