〼研のゴミ箱

マッスル研究会の構成員が自分が考えてることを表明します。

担当のSSが書きたくないお話です

どうも最上くんです。
会誌のテーマで悩んでたら「担当のSS書いちゃえよ」と誰かに言われたとき、(なんか書きたくねえな)と思った。なんでかな、普通は担当のSSなんて最初に書くべきだろうにね。ということでなんで担当のSSが書きたくないか、自分なりにまとめていこうと思います。




1章~俺って担当のこと理解出来てない!?~

担当。それはPになるために必要なもの。

はい、ということで1章です。
担当のSS書いて、めちゃくちゃ面白く書けたとします。そうすると自信満々に世に出しますね。でもそこで他人に「ここおかしくね?」って言われるかもしれない。怖い。担当のこと理解出来てなかった、書くの怖い。
第1章?おわりだよ〜(●・▽・●)




2章~お前は誰だ!~

ここでのお前は担当の事ね。

そうそうに2章です。でもここから話がちょっと深くなるかも?
担当ってみなさん好きですよね?僕は大好きです。本当に好きです。「世界中の誰よりも、オレが1番担当のことが好き」「イベラン1位取るくらい好き」なんて言わないですけど、でも確かに好きなんです。そう、好きなんです。もうただのキャラクターでは抑えきれないくらいには。
そうなると、僕の中で担当はキャラクターではなくなって人になるんです。
(余談だけどPが担当って呼ぶようになるキャラは、アイドルというキャラクターを演じてないときも好きってことでそこらへんも人になる要素にブーストかけてそう)
人になるとどうなるか。持論ですけど、人とキャラクターの違いは多面性か1面性かどうか。人は色んなキャラクターを持ってて使い分けて、キャラクターはそのひとつ。
ちょっと話は変わりまして、SSって自分が1番書きたいことを書くんですね。(当たり前のこといってるやんけ)って思うかも知れないけど重要なんですよ。つまりは、読み手のことなんてそこまで考えないで書くんです。小説とかになると、どういう読者がいて、どうしたら面白いと思ってもらえるか考えて、どうやったら売れるか試行錯誤して…。読み手を意識して書くと思うんです。だけどSSはその読み手への意識が薄い。多少は考えるかもしれないけど、それでもやっぱり1番自分が書きたいことは変えない。言ってしまえばオナニーしてるんですね。ただの自己満足。そこに成果も結果も報酬もない。
そういった文章の中で書こうとする、1番書きたいことは自分の中で、やっぱり1番好きな部分だったり気になる部分だったりするけど、共通点は「自分が1番、担当の何を見ているか」。その1番見ている点を文章に落とし込もうとすると、今までより注意深く、見ている点を見ようとする。それを繰り返していると段々盲目的に見ている点「しか」見えなくなり始める。それはキャラクターを見ていることになる。
もうお気づきかもしれないですけど、「人」として見ていた担当がSSを書くことで自分の中で「キャラクター」に落とし込まなければいけない。それがどうしても嫌なんです。
「でも、それはSS書いている間だけでしょ?」
そうかもしれない。でも、もしそうじゃなかったら?もし盲目的に見ていることに気づけなかったら?書かなければもっと素敵な一面が見れていたかも?
いやいや、そういったことは起きなかった。ちゃんと担当を人として見れている。でも周りの人は?周りの人は書いた文章のキャラクターしか見ないかも?周りの人から自分が「うどんSSの人」と呼ばれるかも?そう呼ばれ始めたら、続けたら僕の中の担当は「うどん」というキャラクターが誇張され続けていくかも?
…。
わかりやすいと思って、具体例であるうどんSSの話出したらなんか一気にコミカルになっちゃった。
…。
とまぁ、2章の締めに入ると
『僕は自分の中の担当を、キャラクターという暴力によって殺したくない』
ってことです。
第2章、完。




第3章~究極に最強で最凶な解釈違い~

ラノベにありそうなタイトルにしたけど、究極で最〇って意味被ってない?調べたら大丈夫そうだった。

第3章です。1番書きたくて、書こうとした理由の部分。さっきより長くなったらごめんね?
さっきまでの話とちょっと繋がるんですけど、担当は僕の中で生きているんです。生きているから僕の中でどんどん成長していく。成長していって、SSを書くことで、僕の知りえなかった一面をもっと見してくれて。ああ…もっともっと担当を理解していけたら、どんなにしあわs…


公式「解釈違いです!w」


は?
なんで担当はそんなこと言うの?どうして担当はそんなことするの?なぜ担当はこうなったの?
意味がわからない。そんなことをするのは僕の中の担当じゃない。公式が許せない。お前らもそう思うだろ?なあ?だったら公式に文句を言ってやろうぜ!


世間「やっぱ公式最高!神運営!やっぱ担当はこうだよな!」



は?いやいや、まてよ。お前ら俺のSS読んで喜んでたじゃん。共感してくれたじゃん。なのに?公式の言うことがいいの?それっておかしくない?
どんなに声を上げてもそれはただ供給されたものでオナニーしてた1個人の声で、供給元である神運営、公式には勝てなくて。

いやいや、なるほど。僕の中の担当にもこういう一面があったんだな!流石、神運営。天晴れ、公式。

あれ?でも僕の中の担当とまた解釈違いしてるなぁ…。なるほど。ここはこうじゃなくてこうだったのか!

そういった公式と自分の中の担当との擦り合わせを何回も何回も繰り返して、自分の中にいる担当は誰が作りあげたもの?本当に僕が好きだった担当?いやいや、違ったはずだ!僕の中の担当は、僕の中の担当でそれ以上でもそれ以下でもない!





でも、僕の中の担当って公式とかけ離れたなぁ…。ん?これって本当に担当?僕が好きな担当は僕の中の担当で、みんなが好きな担当は公式の担当で。僕の中にいる担当は本当に担当?違くない?担当と同じ顔で、同じ体で、同じ声だけど、違う心を持ってない?僕の中の担当は担当じゃなくて…、ただのオリキャラ?ああ、僕が好きだった担当はどこ?オリキャラでもなんでもない、僕の中で成長していく、大切に育って行った担当はどこ?



…ここにはもういないのか
究極に最強で最凶な解釈違いの終焉、それは他界。
第3章、これにて幕引きでございます。




最終章

はーい、最終章だよー!「最終章」と書いて「まとめ」だよー!

まとめです。なんで担当のSSを書きたくないか。
それは僕が臆病だから。
担当が理解出来なくなってしまうことが。担当が人じゃなくなることが。担当が好きじゃなくなることが。
全部が怖い。







そういえば会誌のテーマどうしよう?書かなくても許されたりしない?
あ!担当じゃなきゃどんなSSでもかけるよ!題材くれ!あと単位。