〼研のゴミ箱

マッスル研究会の構成員が自分が考えてることを表明します。

担当の上位イベ はせ

さあ身の回りが色々やばいです。はせがわです。


それはそれとして書いていきます。

今までと比べて少しずつ見やすくしていきたい。です。



ミリシタで「担当の上位イベなのに知らん女の知らん曲、とまではいかないけどそういうのが悲しい」っていう意見があって、これに賛否両論色々オタクの汚いところから汚いところまで出てきてたんですけど、

まず自分としては今回の件に関して、事情を全て把握はできてないけど騒ぎすぎである、と感じました。
しかし同時に同じ意見を全P、厳密に言えば各アイドルの担当Pについて同様には語れないとも考えました。

その意見に至った視点として
①詩花の登場について
②ミリオンライブの自分なりの捉え方
③アイドルの上位イベとはなんなのか
があるのでそれぞれ見えているものの言語化をしていきます。



今回問題となっている、というより問題提起をしてくださったPの方のうちの一部の方の発言にはこのような主旨のものがありました。

「普通に詩花を上位にしてくれればよかったのに」

たしかに詩花が上位報酬であればイベ曲の扱いも納得がいくかもしれません。しかしそれはできなかった。なぜか。

詩花はミリオンライブの世界に今回「はじめまして」だからです。

つまり「詩花」というアイドルを知らないP、ファンが多く、「知ってもらう」ことが目的にある登場であった、と考えています

知ってもらうためにはより多くの人が詩花を手に入れられる必要があります。

これに関しては2016年末からモバマスで開催された「876コラボ」で876プロの3人は完走SRもしくはRで登場していたことからも今回詩花は上位報酬にはなり得ないことが納得できるのではないでしょうか。

つまり「詩花が上位ならよかったのに」は気持ちとして理解はできるけど合理的な意見ではないと言わざるを得ないです。

気になるのは当時の876コラボの時の上位報酬のアイドルたちのPがどう感じていたか、でしょうか。しかしこれは「曲」があったわけではないのであまり重視しすぎるべきではないのかもしれません。



次に、そもそも今回事件?が起きたのがミリオンライブであるということに対して、個人的には疑問がありました。

それはやはり登場周期の問題、そしてそれと関連のあるミリオンライブのコンテンツとしての姿勢があると思っています。

ミリオンライブに触れてきた方々、特に4thの武道館に触れてきた方々なら一度は聞いたであろうセリフ、

「ミリオンライブはみんなで足並みを揃えて」

これこそがミリオンライブのコンテンツとしての根幹の一つであり、現にUNION!!でも

「1人も手放さない」

と表現されていることから重要な考え方の一つであることに異論はないでしょう。


その観点から、まずある程度の「機会の均等化」が頭に浮かぶ方も多いと思います。これに対してうちの担当は全然出番が与えられず20コスが全然来なかったり、それだけじゃないと憤る方の気持ち、ごもっともです。しかし、少しずつミリオンライブとシンデレラガールズを嗜んでいる身からすればこれでも機会が与えられてるだけまともだと感じています。

ミリオンライブのアイドルの中で目玉にも上位にもなったことがないアイドルはいたのでしょうか?集計はしていません。しかし、いないでしょう。

そして、シアター組に限れば年に1回、一人一人が上位報酬になるイベントがある。



つまり、上位イベは一回きりではないといえます。それはこれからもこの先もそうであろうことが想像でき、そう想像するのが賢明ではないでしょうか。


これは自分の過剰な解釈かもしれませんが、さも「これが唯一、もしくは初めての担当イベ」であるかのような論じ方には違和感を禁じ得ません。


これが仮にシンデレラガールズであったらどうでしょう。何度も「上位イベ」がきているアイドルもいれば、いつもガチャというアイドルがいて、さらにいえばそのいずれもないアイドルがいます。


「だから我慢しろ」が言いたいことではありません。しかし、ミリオンライブというコンテンツを考えた時にその感情は一度向き合うことも必要なのではないでしょうか。





(最初に言っておきますがここの内容は自分語りを含んでいます、ご注意ください)

「担当アイドルの上位イベ」、これは一体何者なのでしょうか。


自分の感覚で言えば、「走る」ことと「楽しむ」ことは別物であると感じています。



自分の話をしましょう。

自分は「担当アイドルがいない」ということを過去記事で何度か触れています。

しかしこれは「みんな大好きだから決められないよ〜」ということではなく(もちろんスタートラインとして全員好きでいるつもりではいます)、「まだ担当を名乗れる程度になっていない」という自戒からくるものです。

そのため、「特に好きなアイドル」は存在し、その話題になったときによくあげるアイドルは「本田未央高森藍子、喜多日菜子、ロコ、周防桃子(、萩原雪歩)」となっています。

自分自身の、個人の掟として「担当を名乗るのであれば一度はイベで上位に入りたい」というものがあります。ここでいう上位はモバマスデレステでいう2000位であり、ミリシタでいう2500位、グリでいう1200位がそれに該当します。

つまり、担当イベだから走るはある程度正しいものとして自分は捉えている、ということです。

それでは実際に自分はどのようにしているでしょうか。

まずグリー。彼に然りモバマスに然り「効率の良い課金」や「無課金で勝負する方法」を体得する前にイベントに挑んだため一度一度でのアイテム消費や財布への圧迫は激しく、感動イベを含めて3度の入賞にとどまっています。
内訳は雪歩2ロコ1(TYS)(桃子0)。

そしてミリシタ。過去記事で色々のたまっていますがなかなか頑張ることができないまま今日を迎えてしまっており上位入賞は閃光HANABI高山紗代子1度のみ。

モバマス。こちらは初めて走ったのが5thアニバアイプロであったりとそもそも担当上位がくることを念頭に置かずに遊んでいます。そしてなによりスタに振ってしまっているためフェスで[ひらひらふわり]されてもイベとして走ることができません。
結果として未央1藍子1(日菜子0)ほか7。

デレステ
こちらは一転、「がんばる理由」が必要であり結果として2回の上位入賞経験は両方「高森藍子参加曲」であり、「シンデレラガールズで一番好きな曲」のFlip Flopと「本田未央上位」の情熱ファンファンファーレのみ。


ここまで見るとわかるように、「特に好き」で走っているイベもあれば「アイドル個人」がトリガーとなっていないイベがあるように感じます。


「初めて」を強く意識して走ったのは雪歩初回やTYSロコ、未央ドリフや藍子ツアーが当てはまります。しかしこの中で、高森藍子上位のライブツアーカーニバル以外は仮に「内容」がおかしくても憤慨することはなかったであろう、と考えています。

あくまでもこの意見は後出しであり、実際に今後そのような意見を出すことがないと明言するものではありませんが、この考え方には自分なりの理由があります。


それは、自分にとっての現在走っているイベを走る理由は上位報酬、そして「上位入賞したという経験」を得るためだからです。

これは非難されることもある考え方だと思います。実際こういった「走った」イベントではそのイベント内テキストをよく覚えていない、ということがままあるためその部分に関して「本末転倒である」とのご指摘をいただいてしまうかもしれません。

しかし、自分個人としてはそれでもいいと考えています。

なぜなら「上位に入った経験を有する」ことが自分の中での資格取得の1条件であるからです。

これを否定される筋合いはありません。


それではなぜ今回の件に長々と意見を書いているのでしょうか。

それは先程述べた「走る」と「楽しむ」の違いにあると思っています。


あなたはアイマスのソシャゲに関して、「なぜ上位に入賞したいですか」と聞かれてなんと答えるでしょう。

この答えは人それぞれであり、またイベントや上位のアイドルなどにもよると思います。

その上で今回の件の方の発言を振り返ると、「昴Pである」ことを文中で述べていたかと思われます。

国語の読解の問題は苦手ですが、あのツイートの中に入れたということは、「彼ないし彼女が今回のイベを走る目的は上位報酬である永吉昴にあった」と捉えるのが一般的ではないでしょうか。

それではなぜ彼ないし彼女は担当アイドルのイベントを走りたかったのでしょうか。


仮に自分の理論を適用するとしましょう。つまり、「上位入賞の経験がほしかった」というものです。この場合、あくまでも目的は「上位入賞」であるため、いくらイベ内で詩花がフィーチャーされようとも動機づけの減少には繋がらない、と考えることができます。すると「走る気がなくなる」ことはなく、現実と矛盾が生じます。
つまりこの仮定に問題があったのでしょう。ほかの仮定をします。

「彼ないし彼女にとって初めての担当上位イベであった」というのはいかがでしょう。たしかに、つい最近あった感動イベからミリオンに触れた、もしくは感動イベで走ってみたが届かず期を伺っていた、としましょう。しかしこの場合も大半は先述した「上位入賞経験という報酬」が目的となり、そうでない場合「楽しむ」ことを主眼に据えることはあっても「走る」ことを主眼に据える必要というのはないでしょう。つまり、この場合の結論は「走る理由がない」になると思われます。

それでは「今までありとあらゆる永吉昴のイベで走ってきた歴戦のオタク」である可能性も考えましょう。この場合、グリー版の頃から触れてきており、走る目的は「上位をとりつづけること」であると考えるのが自然でしょう。その場合、既に永吉昴と紡いできた物語が多い分、「内容」の寄与は先程よりも小さくなることが想像できます。つまりこの仮定も矛盾が生じます。

それではシアターデイズ特有の「新しいユニット曲を与えてもらえると思っていた」というのがなにかしらのモチベになっていた可能性を考えましょう。その場合たしかに詩花に歌われてしまってはたまったものではありません。しかし、ここでも「走る理由がない」というのが挙げられるのではないでしょうか。



大事なこととして、走って得られるのは称号と☆4のカードであり、それ以外に得られる「モノ」はほぼないということが挙げられます。

経験という報酬もありますが、こちらもカードや称号と役割に大きな違いはありません。俺はこいつのためにこんだけ頑張れたという満足のための道具と言ってしまっても過言ではないでしょう。


「動機づけには2種類ある」というのは前回の記事でも書きましたし、そもそも学校などで既に知っている方も多いかと思われます。


「楽しい」などの外的な報酬を必要としない「内発的動機づけ」

「金銭」「称号」「名誉」といった報酬を目的にした「外発的動機づけ」

の2種類です。


「走る」という行為に関しては完全に「結果期待」です。「楽しいからぽちぽち触ってたら上位報酬とれてた」という場合「走る」という表現をイベ開始直後から使う方はいらっしゃらないでしょう。
現に自分もアイドルLIVEロワイヤルでなにを思ったかSレアボール集めを楽しんでアイテムをジャバジャバ溶かした結果3088位というわけのわからない順位をとっていたことがありますがもちろんこれは「走る」ではないと考えています。仮に上位入賞していても「気づいたら走ってた」というのが適切な表現になるかと思います。


話が少し逸れてしまいましたが、重要なこととして


「自分は走りたいのか、それとも楽しみたいのか」


は考えておく必要はあるかもしれません。


この2つは独立した考え方であります。つまり今の言い方はあまり適切ではなく


「自分は走りたいのか走りたいわけではないのか」

「自分は楽しみたいのか無理に楽しまなくていいのか」

の2つの事象について吟味しておくべきである、という方が正しい主張であるかもしれません。




余談。飛ばしていただいてもかまいません。

今回「担当だから走る」ということに触れて話をしてきました。


しかし全員が全員そうではないでしょう。

これをすべて「多様性」「人それぞれ」で片付けてしまうのは簡単です。

しかし、「捉え方がどう違うのか」について考慮しないとただ「臭いものに蓋をした」だけになってしまいます。


ちなみに自分は先述した通り「担当を名乗るなら走った経験の1つや2つはないと」と自分に言い聞かせています

もちろんこれは他人に強制する主旨は全くなく、現に周りにも担当アイドルのイベントを走っていないというPがいます。


ここで考えたいのが「担当」の捉え方です。
担当アイドルはほかのアイドルと別であり、担当アイドルから見た自分もほかのPやほかのオタク、ほかの大人たちとは別である、というのが自分の考えです。

その上で「担当を名乗るだけの理由」「担当を名乗るからにはこの結果がないと」と考えたのが自分ですが、担当イベで走らないというPはここがない、もしくは考える上でイベントというものを重視していないことが挙げられます。


…これって1番強いんです。


明確な根拠がない。


「俺は〇〇だからこいつ担当だ!」という言説は説得力がありますが、〇〇の崩壊で崩れます。


しかし、「特に何もないけどこいつがうちの担当アイドル」というのは強固な言説であると言えます。

これはほかのオタクがなにを言うかに左右されず、またコンテンツの多少の揺らぎでぐらつくこともない「絶対的な自信」になり得ます。


つまり、「担当上位イベ全てで全一」よりも「強い」のです。

アイマスPは「担当だから走る」ということを一度忘れ、もしくは乗り越え、「絶対的な自信」を手に入れることこそが真の目標なのかもしれない、感じています




ここまで長々と今回の件に関連した話をしてきました。


読みやすさを考えてはみましたがhtmlの記法に慣れていないこと、自分の考えをまとめられていないこと、人に考えを伝えるということを普段からしてこなかったことなどなど、さまざまな理由で今はこの程度が限界でした。


アイドルのプロデューサー、という「ごっこ遊び」をしていく上で立ちはだかる壁はさまざまあるかと思いますがなにか考えのキッカケになるような、そんな記事になれば嬉しいです。

はせ