〼研のゴミ箱

マッスル研究会の構成員が自分が考えてることを表明します。

なぜたかはし智秋は初星二日目で 9:02pm を歌ったのか

こんばんは、同志です。推し曲は数多くあれど、その中でもかなり上位に食い込んでくるのが9:02pmということに定評のある同志です。

初星宴舞2日目に、三浦あずさ役のたかはし智秋さんは“9:02pm”という古代エジプトで作られたものの、時を経るうちに砂漠の砂に埋もれてしまい、長いこと顧みられることはなかった曲を発掘して披露しました。

僕はとてもうれしかったので、なぜこんなにもバケモノ染みた選曲ができたのか、その理由を探っていきたいと思います。そしてこの口調をやめようと思います。

 

前提知識は以下の通り。

①今回のソロパートは、おそらく今井麻美以外は各自任意の曲を選んでいる

②全体の傾向としては、未披露の曲(LTPリリイベ除く)or定番曲というのがスタンダードなチョイス

③その中でたかはし智秋は隣に…+9:02pmと、両方とも披露済みの曲をチョイスした

 

さて、②について少し話すこととする。

この傾向は以下のように、選曲の自由がなかった今井麻美にも適用されている。

両面

 中村繪里子:START!!(定番)ステキハピネス(未披露)

  若林直美:私だって女の子(未披露)いっぱいいっぱい(定番)

  下田麻美:トリプルAngel(未披露)放課後ジャンプ(未披露)

  釘宮理恵:ロイヤルストレートフラッシュ(未披露)全力アイドル(未披露)

   原由実:addicted(未披露)フラワーガール(定番)

  平田宏美:チアリングレター(定番)迷走Mind(定番)

 

片面

 仁後真耶子:プラ・ソニック・ラブ!(未披露)

 長谷川明子:追憶のサンドグラス(未披露)

  沼倉愛美:Rebellion(定番)

たかはし智秋:隣に…(定番)

  今井麻美:Just be myself!!(未披露)

 

以上のように、11人中5人が、“もう一曲”でなんらかの変化球的選曲をしている。

それも含めて考えていこう。

 

仁後真耶子の場合:ゲンキトリッパ―

本人も“早口が無い曲”と言っていた。本来ならばキラメキラリで場を沸かせるのも一興、といった感じであろうが、直前(馬鹿なので時間感覚がガバガバ)のHOTCH POTCHでも披露していたので選外。同様にスマイル体操もHOTCH POTCHの披露があったので選外。

これらを鑑みると残された楽曲プールは「おはよう!!朝ごはん」「ゲンキトリッパ―」「ハートウォーミング」「まほろば」といった感じか。

ここでさらに2曲目にも未披露曲をやることはフリ入れや歌詞入れの労力などを考えるとなかなか出来ないことだろう。

したがって事実上、おはよう!!朝ごはんとゲンキトリッパ―の一騎打ちとなる。

しかし朝ごはんが勝てるはずがなかった。

仁後真耶子はキラメが発売されて以降、 永 久 に キ ラ メ キ ラ リ を  歌 っ て い る のである。

そして脇を固めるのはゲンキトリッパ―とスマイル体操。朝ごはんのフルは7th(2012年)が最後であり、その前は2007年まで遡る。しかも、 仁 後 真 耶 子 は ソ ロ で 朝 ご は ん を 歌 っ た こ と が 無 い のである。

無理だ。フリが入っているわけでもなければ定番のパフォーマンスがあるわけでもない。そんなもの披露できるわけがない。


 結論:地味に当然のチョイスだった


長谷川明子の場合:Day of the future

我々が運営からの監視を受けている可能性を示唆する一曲。2011年に披露が集中し、2011年以前も、そして2011年以降も長谷川明子によって披露されることがなかった曲。

曲としては強いが、いかんせんインパクトに欠けるため、“大好きアッキー!”のクソコールで名高い星井美希最大の定番曲ふるふるフューチャー☆さんが有力視されていた。

ちなみに未披露曲もサンドグラスではなくNostalgiaだと思われていた。

未披露2曲は上述の通り、練習などがハードになると思われるため半ば仕方のない下田麻美と謎のやる気に満ち溢れている釘宮理恵を除いて避けられているため、サンドグラスが決定している時点でFSTS、Nostalgia(とぷち曲)が選考外となる。

残るは「ふるふるフューチャー☆」「ショッキングな彼」「Day of the future」「マリオネットの心」「relations」となる。

このうちマリオネットはHOTCH POTCHで披露したし、relationsは扱いが微妙なため、前3曲から選ぶこととなる。

ショッキングな彼は2009年から2013年まで、もちろん2011年を含めて幅広い実績を持っており、ふるふるは先述の通り大本命の定番曲。これらを押さえてDay of the futureにはならないはずである。

したがって、次のような選考基準が考えられる。

長谷川明子が好きな曲だった

②ずっと披露していないから久しぶりにオタクに聴かせてやろうと思った

 

結論:いや、①でも②でもバケモンだよ。

 

沼倉愛美の場合:Next Life

沼倉愛美も未披露曲を披露していない。そもそもPon de BeachとRebellionが披露済みという点が大きく、残る未披露は「天と海の島」「smiley days」である。どちらも根強いファンはいれど、久しぶりの765ソロライブで歌うのも少しアレという気持ちもわかるし、これを避けるのは妥当だろう。

そうなると、選曲対象は「Pon de Beach」「Brand New Day」「TRIAL DANCE」「Next Life」となる。

Rebellionが定番曲である以上、同じく定番曲である前2曲をやるのはあまりにも“浅い”ため、避けるのは当然であり、TRIAL DANCEとNext Lifeの一歩引いたマイナー対決となる。

披露歷的にNext Lifeの方が自然であり、事実そうした選曲となったが、あえてもう一つの選考理由を考えるならば、この曲は「沼倉愛美の思い入れが強い曲」という点で選ばれたと考えられる。

MCでも語られていたが、今年は沼倉愛美のデビュー10周年。彼女の10thライブである。そこで初のソロ曲をやることに意義を見出さないことができるだろうか?


結論:エモさが決め手

 

たかはし智秋の場合:9:02pm

さて、ここで9:02pmである。

隣に…の選考理由は本人も語っていたが、隣に…が人気曲であり、聴きたいオタクが多いからである。

彼女の未披露曲は「コイ・ココロ」「月のほとりで」「zone of fortune」「LOOK THE SKY」であり、後2曲は置いておくとして、予想ではコイ・ココロが優勢であった。

披露済みの曲は「9:02pm」「嘆きのFRACTION」「Mythmaker」「ラブリ」「晴れ色」である。

先に披露済みを片してしまおう。

さんざん話題にしているので皆さんお気づきかもしれないが、披露済み楽曲の後4曲はたかはし智秋による披露実績が絶望的に少ないのである。

FRACTIONはリリイベ込みで2回、Mythmakerも2回、ラブリはメドレー版で1回(つまりフル未披露)、晴れ色も1回。

ライブでは基本的に隣に…が無双するので、必然的に9:02pmが台頭する羽目になってしまうのである。さらに、10thでメドレー版ではあるが9:02pmを披露しており、抵抗も少なかったと言えるだろう。同じく抵抗の少なそうな嘆きのFRACTIONはそういった意味では10thでフル尺を披露しているので、連続も芸がないと考えたのかもしれない。

こうした点から、披露済みの曲の中では9:02pmが優勢と言える。

ではなぜ未披露曲をやらなかったのか?沼倉愛美平田宏美と違い、MA3を残しているのにそれを披露しないのは不自然である。

考えられる理由として、肉体的負担が考えられる。

半月板の損傷やアキレス腱の断裂など、たかはし智秋は足回りに負担をかけるべきではない状況にあるため、あまり動くことは推奨されない。さらにLEMONADEやディストネーション、久しぶりの七彩ボタンや初めてのedeNなどもあるので、これ以上負担をかけたくなかったのだろう。コイ・ココロはダンサブルとは言えないがただ突っ立って歌っていいタイプの歌でもないだろう。そこで、動かなくてよい、純粋な歌唱力勝負に出れる歌である9:02pmに白羽の矢が立ったのである。

 

以上のことを鑑みると、別にたかはし智秋は楽曲派というわけでないが、結果としてバケモン選曲をしたであろうことが推測された。こんな考察しなきゃよかった。

 

ホンマモンのバケモンは長谷川明子だよ。こいつには一生勝てる気がしない。

 

同志