〼研のゴミ箱

マッスル研究会の構成員が自分が考えてることを表明します。

Thank you for...

つくろう 数えきれないステージ この場所から

 

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グリマスはすべての出発点だ。ミリオンライブはこのゲームから始まって、いろいろなステージを僕たちに見せてくれた。それはライブだけではない。ゲッサンミリオン、ミリラジ、バクステ(覚えてるかな?)…確かにゲーム本体はつまらなかったかもしれない。でもグリマスは僕たちに確かな夢と楽しさを与えてくれた。

僕が宮尾美也に出会ったのはいつだったのだろう。僕が永吉昴に出会ったのはいつだったのだろう。そんなの全然覚えていない。僕の最初の三人を知っているオタクはいるのだろうか。

そんなのは知らない。でも、なれそめを覚えていなくても、ゲームがつまらなくても、僕の知っている宮尾美也はいつもグリマスの中にいた。課金なんてほとんどしなかったから僕は宮尾美也の思い出ストーリーなんてほとんど見ていない。でも、イベントSRの宮尾美也は僕に声を聴かせてくれたし、僕にメールをくれたし、僕に留守電を入れてくれたし、ホーム画面をリロードするごとに他の立ち絵になって1/3の確率で僕にいろいろな言葉をかけてくれた。昴だってそうだし、海美も、朋花も、風花も、エミリーも、環もそうだった。知ってたか?俺はVoViDaで三垢使ってやってたから常人の三倍やってたんだぜ?イベントでは唯一クリスマスイベの昴に課金をして入賞した。思い出ストーリーだと唯一何故か引けたエミリーの眼鏡の菜の花畑のヤツだけ解放できた。

終わるのは当然だ。僕だってそうだ。誰も課金をしない。今時上位報酬が1200位からってなんだよ。しかも一番安いアイテムセットの課金で取れたし。ミリシタもまあまあ軌道に乗った。GREEのゲームは短命だし、終わるってのが筋だ。

でも、それはすごく嫌だ。理由はいくつもある。

1つ、ミリシタの世界観を甘受する羽目になること

僕たちのミリオンライブは50人だ。琴葉がいて、紬と歌織と青葉は居ない。小さなテントから始まって、手作りの“ぶどーかん”でライブをするんだ。小さくても愛と工夫でジョーデキなんだ。正直に言うとミリシタにThank You!を追加したのが本当に信じられない。パラレルワールドだ。始まりからすべてが違う。だから僕はミリシタを許容した。「なんか新しい子増えたしシコいなw」程度に思っていた。でも、それがすべてになるなんて嫌だ。

2つ、田中琴葉を残して終わるな

これは無理な話なのかもしれない。完全なるわがままだ。(全部わがままだが)

さっきも書いたが、田中琴葉がいて、2アイドル1事務員がいないのがグリマスだ。田中琴葉の声がない、49人のミリオンライブで終了なんて、寂しすぎるのではないか?

3つ、僕の夢が叶っていない

僕の夢は、50人のThank You!を聴くことだ。この先、全員のThank You!があったと仮定しよう。その場に、南早紀は?香里さんは?もちろん居るだろう。そんなのってないよ。CDを見てみてよ。あのごちゃごちゃしたジャケットをみてくれ。50人のミリオンライブが見たいんだ。まあこれは実質ミリシタが始まった時点で無理な話なのだが。

そうか、思えば4thライブが最後だったのか。グリマスは確かにきれいに終わったのかもしれない。中野などという小さなハコで始めて(さすがにアイマスライブをテントからは非現実的だろう)ツアー、そして武道館…36人と1つの映像によるThank You!は最後の光だったのだろう。そりゃ全曲披露に拘るわけだ。グリマスはきれいに終わったのかもしれない。だが、オタクの心はどうだろう。制作陣が「きれいに終わったな」と思えるのは終了を知っていた、もしくは近くに見据えてのライブだったからだ。少なくとも僕にとっての4thはボスであったとしてもラスボスじゃなかった。ラスボスはいつだって765プロ総勢50名ライブだったからだ。

 

僕は一体なんのオタクだったのだろうか。中途半端に声優を追っかけ、いろいろなコンテンツに手を出すもののガチっている作品は特になく、作品が好き!というのはキルミーベイベーくらいなものである。深夜アニメもあまり観なくなったし、女児向けアニメもアイカツ!のあかりちゃん篇の途中で止まっている。今となってはもはやなんのオタクかもわからない。でも、765プロは絶対に大好きなはずなんだ。

僕はずっと、765プロのプロデューサーであるということだけはこの何年間も、っつーか10年間変わっていないんだ。僕の帰る765プロがグリーにはあったんだ。課金はしなくとも、デレステが出るまではイベントは毎回3垢ちゃんと報酬を取るように頑張っていたし、劇場も回していた。東大の受験中に劇場を回す時間がぶつかって悔しかったのも覚えている。デレステが出てもDa垢はちゃんと動かしてたし、他の2垢もログインと劇場はやっていた。デレステに飽きてからもちゃんと続けていたし、塾講師のバイトがめっちゃ忙しくなる2016年の冬までは続けていた。そのあともちまちま続けていた。めっきりやっていないのは2017年の6月くらいからだ。そんなに一緒に過ごした、765プロの帰る場所。だって最近の据え置きゲームはつまらんしめんどいし、正直グリマスがメインだったし。それが失われる。これは非常に悲しい。泣いてしまう。っつーか泣いてる。

そうだ。ミリオンライブにはいろいろなドキわくがあったんだ。とても良い楽曲、成長中のコンテンツを見守るというアイマスの楽しさ。

モバマスは異常な速度で進化してついていけなかった。僕はそれこそReadyをCMソングに使っている時代からモバマスをやっていたし、同人誌のオタクだったからよく読んでいた。僕の知っている同人誌は「モバマス本」であって、「デレマス本」じゃなかった。だがどうだろう、気付いたらコンテンツは万人受けの巨大コンテンツだ。今や知らない人はいない。「アイマス」と言われればシンデレラを指す時代と言ってもいいだろう。僕が追えていたのはアニメ2期までだ。そこを過ぎればもう僕の領分ではない。

だが、グリマスはどうだ。「ゲーセンにおいてあるオタクのコンテンツ」から「ニコニコ動画で異常発展したコンテンツ」に成長し、「アニメ見てる人なら知ってるコンテンツ」へと成長し、最終的にはシンデレラの力で万人からの認知を得たアイドルマスターさんの再来のごとく、「アイマスを知っている人しか知らないコンテンツ」そして「声優好きしか知らないコンテンツ」へと段階を追って成長している。これがアイマスの楽しみ方だ。友人と「いやまだアニメは早いでしょ~温存温存!じっくり成長させなきゃ死ぬぞ!」みたいなことを言っている時間は至高だった。

 

Thank You!の歌詞のなんて美しいことか。

ドキわく鳴り出すはじまりのベル。

そう、ミリオンライブにはいつもドキわくが付き纏っていた。

小さくても愛と工夫でジョーデキ

小さいコンテンツだったが、オタクと制作陣の愛と工夫はいっぱいだった。

 

え、ってか待って、Thank You!のCメロからラスサビやばくないか?

 

大好きだ 忘れない いつまでも

この瞬間 この胸の アルバムに残そう

歌おう 踊ろう はしゃごう

もっと ずっと!

 

Thank you for...

届け ありったけのステージ

この感動 とめられない

ジャンプ 高く

虹色の 光がつないでくれた

涙 拭いて 笑顔 咲かそう

きらめく出会いを

(せーの!)ありがとう

 

なんなんだこの曲は。なんで一曲目がこんななんだ。そうだ。僕はグリマスが大好きだ。きらめく出会いをくれたんだ。コンテンツがどんなに変わろうが、過去は変わらない。僕がミリオンライブに出会ったのは紛れもないグリマスなんだ。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

赴くままに書いてしまったから論理破綻、冒涜的な内容、乱文が多いと思う。後で修正します。

 

同志